【ニュース】eスポーツビジネスコンサルタントの「メイクウィル」が設立

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eスポーツビジネスコンサルタントを主な事業として展開する新しい会社「メイクウィル」が8月15日(火)に設立されました。
メイクウィルは、eスポーツと企業の架け橋になることを主な目的としているようです。

会社設立の目的

eスポーツ市場は、新規成長市場として関心を集めています。しかし、eスポーツと一言で表現するにはとても奥が深く、次のような多様な分野のジャンルがあります。

・FPS:一人称視点のシューティングゲーム
・TPS:三人称視点のシューティングゲーム
・RTS:リアルタイムで動かしながら相手を倒すゲーム
・MOBA:お互いの陣地を攻めるゲーム
・格闘ゲーム:打撃技、蹴り技、投げ技などで相手の体力ゲージを0にするゲーム
・レーシング:車やバイクなどレーシングのゲーム版
・音楽ゲーム:音楽に合わせてボタンを押し、得点を競うゲーム
・カード:お互いにカードを出し合って相手の体力を0にするゲーム
・パズル:画面上の自陣のブロックを消して得点や生き残りを競うゲーム
・スポーツ:サッカーや野球、バスケットボール、プロレスなどのスポーツゲーム

ジャンルだけでもたくさんある中、ゲームタイトルで更に細分化され、どのジャンルやタイトルに力を注いだらいいのかわからず、プロモーションに活かす手法がわからない企業は数多く存在していると感じているそう。
対して、eスポーツチームやイベントは、収入源としてスポンサー協賛費を得たいものの、人手不足や営業経験不足などの様々な理由からスポンサーを獲得できず、財政面で苦しい思いをしているところがたくさんあるとのこと。

<企業側>
・若い世代に人気のゲーミング、eスポーツ市場にPRをしたいが、周囲に詳しい人がいないため、どこに声をかけたらいいかわからない
・具体的な活動内容や方法がわからない
・ゲームジャンルやタイトルが多すぎて、どこに注力すればいいかわからない
など

<eスポーツチーム・イベント側>
・スポンサー獲得のための営業活動を行いたいが、人手不足で時間がない
・スポンサー獲得のための営業活動が上手くいっていない
・スポンサーが求める内容と相違が多く、結果的にスポンサーの満足を得られていない
・せっかくスポンサーがついても連携不足で契約が長続きしない
など

このような悩みを抱える両者の間にメイクウィルが入り、ベストマッチングを行えばお互いウィン-ウィンな関係になれるのではないか。メイクウィルが間に入ることで、まだeスポーツと関わりのない会社を巻き込んで、市場活性化に寄与できるのではないかと考え、会社を設立したとのことです。

メイクウィルの主な業務

マッチング

・eスポーツチームへのスポンサー仲介業
・eスポーツを通した新開発事業・ソリューションの提案
・eスポーツイベントの協賛・出展業
・学校や行政でのセミナーや講演会
・SNSや動画を活用したPR運用代行サービス
・新卒採用求人募集件数増加の提案
そのほか、eスポーツやゲーミングを通した各種相談に対応するそうです。

メイクウィルの強み

前職ではスポンサー協賛をする側の責任者として勤めていたため、広報部・マーケティング部・営業部・経営陣が求めるものを理解しているそう。WantsやNeedsを理解した上で提案できるのがメイクウィルの強みであると考えているといいます。また、eスポーツチーム・イベント側の要望や事情を把握しているため、eスポーツ側ができること、できないことをわかっている所も強みであると考えています。また、多くのeスポーツチームやイベント会社と契約済のため、PRしたいターゲット層に合わせたより良い提案ができる体制を整えているようです。

同社が間に入ることにより、企業側に対して相談相手になることができ、効果のあるプロモーションの提案ができるそう。また、eスポーツチームやeスポーツイベント側にとっては、日々の綿密なやり取りをメイクウィルが実施することで、ハイクオリティな販促活動と納品が可能になり、チーム・イベント運営に集中できるようになるとのこと。
同社は、企業にeスポーツを活かした新しいプロモーションを提案していくそうです。

参考

メイクウィルについて

会社名:株式会社メイクウィル
代表者:川口康裕
URL:https://makewill-corp.com/

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