【ニュース】コナミが次世代研究開発拠点「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」を有明に建設へ

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コナミグループ株式会社は、次世代研究開発拠点「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」を東京都江東区有明に建設することを発表しました。
デジタルエンタテインメント事業をメインに、WEB3やメタバースなどに対応したテクノロジー・サービスの研究開発を拡充し、競争力の増強を叶えるそう。また、eスポーツを筆頭にイベントのライブ・動画配信などにも対応したスタジオやショップなどの開設も計画されています。

コナミクリエイティブフロント東京ベイについて

コナミグループは、2023年3月に設立50周年を迎えるそう。さらなる永続的な成長を叶えるため、東京・有明でゲーム事業の研究開発拠点「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」の建設工事に着手したと10月26日に発表しました。

「クリエイティブフロント」とは、クリエイターがその力を最大限発揮できるよう設計された空間、創造に向かい合う最前線といった意味が込められたコンセプトとのこと。「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」は、創作者によるディスカッションから誕生したコンセプトをベースに、アフターコロナ時代のワークスタイルやオフィスの在り方に対応した全く新しい設計となるようです。

同施設の建設により、デジタルエンタテインメント事業をメインにWEB3やネット上の仮想空間であるメタバースなどに対応した先進的なテクノロジー・サービスの研究開発の拡充・競争力強化を実現するとのこと。
さらに、最先端の研究開発に欠かせない環境を整備するとともに「国際コンベンションゾーン有明」をグローバルに発信。地区全体の賑わいを創り出す複合施設として、eスポーツを筆頭とするイベントのライブ配信や動画配信に対応したスタジオやショップなどの開設を計画しているようです。

「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」は、2025年の竣工を予定しているそう。コナミグループは、同施設を新しい拠点に、これからの50年においても時代の新しい波頭をとらえるため次の世代に向けた商品・サービスの開発を強化し、持続的な成長を目指していくようです。

設立50周年を迎えるコナミの最近のゲーム事業は、「ボンバーマン」「幻想水滸伝」「サイレントヒル」など既存IPを復活させる動きが目立ちます。
「サイレントヒル」シリーズは、先日発表された複数のプロジェクトにおいてゲームの開発元が色々な外注先となっていました。今回、コナミの新しい拠点ができるということで、将来的に内製での開発や新規IPの開発が進められるかもしれません。

オフィス部分について

PCを操作する人

「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」のオフィス部分は、発想や改革の創造に繋がる予期せぬコミュニケーションを促すような、全てのフロアが螺旋状に繋がる構造が特徴とのこと。
また、開放感があり、緑にあふれた屋上庭園や最新鋭の設備を備えたスタジオが、商品・サービスを生み出すクリエイティビティをサポートするそうです。

建築概要

<名称>
コナミクリエイティブフロント東京ベイ

<所在地>
東京都江東区有明三丁目1番17

<建築主>
コナミリアルエステート株式会社

<敷地面積>
11,155.82㎡

<階数>
地上8階、地下1階

<竣工予定>
2025年(予定)

<設計>
株式会社日建設計

<施工>
大成建設株式会社

参考

コナミグループ株式会社について

会社名:コナミグループ株式会社
代表者:東尾 公彦
URL:https://www.konami.com/ja/

株式会社日建設計について

会社名:株式会社日建設計
代表者:大松 敦
URL:https://www.nikken.co.jp/ja/

大成建設株式会社について

会社名:大成建設株式会社
代表者:相川 善郎
URL:https://www.taisei.co.jp/ 

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