電通は、ライアットゲームズの日本法人と共に、より一層のeスポーツマーケット牽引へ取り組むことを目指し、アジア圏に向けた戦略パートナーシップを結んだと公表しました。
パートナーシップについて
電通は、ライアットゲームズが提供するeスポーツタイトル「VALORANT」を用いた、クライアントのパートナー会社に対してのマーケティング企画・実施・運用や、提供するメニューの価値・効果測定などを通じて、ヤング層マーケティングにおいて大切なコミュニケーション手法を提供するそう。
ライアットゲームズは、電通とパートナー会社との取り組みを通じて国内におけるeスポーツマーケットの拡大を目標としているとのこと。
今回、パートナーシップの取り組みの1つとして今年の6月に、eスポーツトーナメントの国際大会「VALORANT Champions Tour 2023 Masters Tokyo」に合わせた企業向けカンファレンスを、電通とライアットゲームズで共催するそうです。
昨今、世界のゲームプレイヤー人口は増加の一途をたどり、2025年には世界のeスポーツのライブ配信視聴者は12億人に到達すると予測されているそう。年ごとにeスポーツの人気が高まっていると言えるでしょう。
eスポーツは企業のヤング層マーケティングにおいての大事なコミュニケーション手法となるかも知れない一方で、国内ではeスポーツの実効性をマーケティングに活かす取り組みが、外国ほど活発ではないそう。
電通は、2019年から行ってきた国内最大級の高校eスポーツイベント「STAGE:0」など、今までにたくさんのパートナー会社とeスポーツマーケット発展に向けた取り組みで積み重ねてきたノウハウや実績があるといいます。また、電通グループ国内外のゲームフィールドにおける専門スキルを統合した国際共通ソリューション「dentsu gaming」などの提供を通して、eスポーツを用いたヤング層マーケティングに寄与してきたとのことです。
提供サービスについて
電通はよりたくさんの企業の課題解決に寄与することを目的に、eスポーツの「コンテンツの魅力」と「マーケティング活用法」の理解を促すため、次のような取り組みを推し進めていくようです。
①スポンサーメニューの開発
「VALORANT」が有するIPの魅力・物語をフルに活かしたマーケティングプログラムの設計。
② スポンサーアクティベーションの開発
電通グループ内の創造力、見通す力、制作力、データ・技術分野の多岐にわたるサービスなどを組み合わせ、eスポーツ大会実施期間・大会内だけでなく、IPの有効性を活かしたアクティベーションを設計し、広く深い対象を獲得。
③スポンサーマーケティング
パートナー会社に対して提供するメニューの価値・効果測定の実施。
④コンテンツグロース
エンターテインメントやメディア事業で育んだノウハウを活用し、中長期での「VALORANT」のグローバル大会「VALORANT Champions Tour」の発展をサポートし、パートナー企業への価値提供を追求。
⑤戦略立案
eスポーツ領域に特化した知見を提供し、新規事業の開拓を考えている会社の戦略構築をサポート。
カンファレンス概要
2023年6月11日より、「VALORANT Champions Tour 2023 Masters Tokyo」が国内で初めて開催されるのに合わせて、2社は企業向けカンファレンスを共催するそう。
全世界からeスポーツの関係者が集結するこの時期に合わせ、Z世代に人気な「VALORANT」を用いた企業向けマーケティングのヒントや事例を紹介するとのことです。
<日時>
2023年6月8日(木)16:00~18:00
<場所>
電通ホールA(東京都港区東新橋1丁目8番1号 電通本社内)
<参加方法>
下記フォームより登録
https://forms.office.com/r/LUya1Zkd2w
参考
電通について
会社名:株式会社 電通
代表者:榑谷 典洋、林 信貴
URL:https://www.dentsu.co.jp/
ライアットゲームズについて
会社名:Riot Games, Inc.
代表者:ブランドン・ベック
URL:https://www.riotgames.com/ja
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