【ニュース】ログリー、全大会賞金付きeスポーツ大会プラットフォーム「Adictor」を10月15日より提供スタート

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ログリー株式会社は、2020年10月15日(木)より、全大会賞金付eスポーツ大会プラットフォームの「Adictor(アディクター)」の提供をスタートすると発表しました。
「Adictor」は、全ての大会に賞金を提供するほか、参加者の応募からトーナメントの自動生成機能など、大会運営をワンストップでサポートする機能を搭載しているそうです。

サービスサイトURL:https://adictor.jp/

「Adictor」とは

「Adictor」の特徴を紹介します。

① 日本で初めて、開催される「全ての大会」に賞金を提供

全国で開催されている有志大会の活性化を図るため、全ての大会に賞金のサポートを保証しているところが「Adictor」の最大の特徴といえるでしょう。将来のeスポーツプレイヤーへの活動支援を目的として、大会の主催者及び優勝者のそれぞれに、運営事務局から賞金を提供するとのことです。

② プラットフォーム内のレベル・ランキングシステム

対人戦機能のあるゲームの多くでは、「ランクバトル」や「ランクマッチ」と呼ばれる対戦モードが用意されています。戦う上で、同じような競技レベルのプレイヤー同士が、公平に競うために設定されているものであり、多くの場合は「ランク」「段位」などの概念で定義されたテーブルを、毎回の対戦戦績によって上がったり下がったりするピラミッド構造になっています。
「Adictor」では、コアユーザー向けに、ゲーム内の最上位層で更に盛り上がるための共通レーティングを導入。大会で上位に入賞すると「XP」という経験値が発行されるそう。一定の閾値ごとにレベルや称号が与えられ、ランキング形式で全てのユーザーに公表されるようです。

③ ソロ大会に特化

現在eスポーツ大会は、「チーム対抗戦」が主流になりつつあり、特に大きな大会はそのような傾向が見られます。チームで戦うタイトルはもちろん、格闘ゲームなどの1対1の対戦ゲームの場合も、プロのほとんどは何らかのチームに属し、一緒に研究することで更なるスキルアップを図っているそう。
一方、コミュニティに属するのが苦手、自分のペースでゲームを楽しんでいるプレイヤーの中にも、とても高いスキルを持った人がいることでしょう。そんな将来のスター候補にスポットを当てたいという想いから、プラットフォームからプレイヤー同士の交流・コミュニティ機能をあえてなくし、純粋に大会を楽しむ機能にのみ焦点を当てているそうです。

これからの計画

ゲームのコントローラー

「Adictor」リリース当初は、運営事務局から賞金を提供するそうですが、将来的にはサポート条件やリターンを設定し、支援できるスポンサー機能も開発するそうです。
ユーザーに対しては、プラットフォーム内のランクが上昇すればするほど賞金がアップする、スポンサー付き大海のエントリー権が手に入るなどの特典も検討中のようです。
「Adictor」を通して、日本から世界に向けて、さらに多くのトッププロを輩出していくこと、そして日本のeスポーツブランド向上を目標に取り組んでいくようです。

参考

ログリー株式会社について

会社名:ログリー株式会社
代表者:吉永 浩和
URL:https://corp.logly.co.jp/