【ニュース】2021年度クラーク記念国際がeスポーツやゲーム制作が学べるキャンパスを設置

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2021年度より、クラーク記念国際高等学校が東京都板橋区に新キャンパス「CLARK NEXT Tokyo」を開講します。新キャンパスはデジタル分野に特化しており、eスポーツやゲーム制作、ロボティクス、アプリ開発を最新の技術と設備の中、いろいろなエドテックを活用して学べるそうです。

「CLARK NEXT Tokyo」について

産業構造、技術革新、人口構成など、時代と人々の生活の変化に伴い、世の中で求められる技術や能力も大きく変化しています。将来を担う高校生たちが学ぶべきものも時代に合わせて変えていく必要があるとクラーク記念国際は考えているようです。「CLARK NEXT Tokyo」は、想像力をはじめ課題抽出力、課題解決力など、今後求められていく多様な能力を、様々な授業スタイルを用いながら身に付けていくことを目的に新設されるそうです。

コース展開

① ロボティクスコース
② Eスポーツコース
③ ゲーム/アプリコース

カリキュラムの特徴

全コース共通して「プログラミング・AI基礎授業」を実施し、デジタル活用力を鍛えていきます。
各コースで「プロジェクト型授業」を実施し、コースの特性に合ったデジタル機器を使用しながら、社会課題を解決するための企画力・発想力・実行力を養います。企業に就職してから役立ちそうな内容ですね。
また、各コースとも自身のデジタル活用力を試す大会やコンテストの挑戦するための準備期間及び施設、コーチを用意するとのこと。在学中に高校生たちが社会的な実績を作れるようサポートするそうです。
従来の週第授業のみならず、「集団個別学習」やチューター付きの「自学授業」を導入するなどが「CLARK NEXT Tokyo」の特徴と言えるでしょう。

施設の特徴

高等学校最大のeスポーツ練習施設「クラークネクストeアリーナ(仮称)」を併設。さらにロボット競技会を開催できる「ロボティクススペース(仮称)」、生徒の作品を展示できるギャラリースペースも設けるそうです。

各コースの特徴

キーボードを操作する人

① ロボティクスコース

ロボティクスコースには、東京大学名誉教授の佐藤知正氏監修の社会実装教育カリキュラムがあるそうです。ロボット制作工房でロボット制作とプログラミングによる制御を学びます。
外部のロボットコンテストに挑戦することで、技術力アップを目指しながら、仲間との協働を学ぶそう。
そのほか、ロボットコンテストの企画実施をPBL型(Project Based Learning型)授業で学習します。

② eスポーツコース

eスポーツコースでは、国際的eスポーツゲーム「リーグオブレジェンド」を授業で専属コートのもと学び、外部大会へチャレンジするそうです。
また、eスポーツイベント運営会社RIZeSTと提携し、企画画・放送・大会運営ノウハウを学ぶそう。座学・実技交えた授業とのことです。ここでイベント企画運営を学び、高校生たちが自らeスポーツイベントを企画し、実施します。
放課後の部活動でも、生徒たちが興味のあるタイトル(ウイニングイレブンやグランツーリスモなど)を個々の志向に合わせて練習するそうです。

③ ゲーム/アプリコース

ゲーム/アプリコースでは、元バンダイナムコ、元タイトーのゲームプロデューサーである川島氏率いる株式会社ヒノタマと連携しながら、実践的なゲーム/アプリの企画制作を学びます。外部のゲームやアプリのコンテストへも挑戦し、自作したゲームを一般ユーザーに遊んでもらうイベントも実施するそうです。

参考

クラーク記念国際高等学校について

学校名:クラーク記念国際高等学校
代表者:大橋 博
URL:https://www.clark.ed.jp

RIZeSTについて

会社名:株式会社RIZeST
代表者:古澤 明仁
URL:https://www.rizestinc.com/

株式会社ヒノタマについて

会社名:株式会社ヒノタマ
代表者:川島 健太郎
URL:https://www.hinotama.co.jp/