【ニュース】コナミ・eスポーツ事業を加速?新社長に東尾公彦氏。上月景正氏は会長継続へ

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コナミHDは2020年1月30日、決算発表と同時に、4月1日付で社長交代を発表。新社長は東尾公彦氏に、創業者の上月景正会長は会長を継続となりました。
また、ゲーム大戦競技eスポーツのなど新事業の加速にも意欲を見せています。

コナミHD新任代表取締役社長について

ゲームを楽しむ人

コナミHDで8年ぶりとなった社長交代の発表。
東尾公彦副社長が2020年4月1日付で社長に昇格しました。

東尾公彦氏の経歴

1959年9月24日大阪にて生まれる。
1986年岡山大学大学院修了。
1997年コナミ入社。
2005年に取締役に就任。
2018年は取締役兼執行役員副社長(管理責任者)を務め、2019年6月代表取締役副社長に就きました。
2020年に代表取締役社長に就任。

eスポーツなど新規事業の加速に意欲

次期社長の東尾公彦氏は、同日の記者会見で「ゲームセンターを『eスポーツセンター』に」と述べ、ゲーム対戦競技「eスポーツ」など新規事業の加速に意欲を見せました。

eスポーツは、海外をメインに盛り上がりをみせ、近年日本でも大きく成長を遂げている競技です。コナミグループは2001年より「ウイニングイレブン」シリーズ、2003年からは「遊戯王オフィシャルカードゲーム」の世界選手権を主催しました。2016年からは国内で「実況パワフルプロ野球」シリーズの日本選手権を開催し、2011年からは「KONAMI Arcade Championship」としてアーケードゲームの公式大会も開いています。

また、2019年9月、事業の新拠点として建設中の「コナミクリエイティブセンター銀座(KCC銀座)」にeスポーツの複合施設を開設すると発表しました。
同施設では、eスポーツ大会の配信スタジオ「esports 銀座 studio」や、eスポーツ関連人材を育成するスクール「esports 銀座 school」、体験型ショールーム「esports 銀座 store」を併設予定。

「esports 銀座 studio」は、eスポーツに最適な設備を整えた配信用スタジオ。当スタジオを会場として大会を行い、様々な動画メディアへの配信が可能になるそうです。公共的な施設として利用できるとのこと。Eスポーツだけでなく、演劇や音楽など幅広いエンタテイメント会場としても活用できます。

「esports 銀座 store」は、ゲーミングPCをはじめ周辺機器、配信者向けの設備など、関連商品を広く取り扱うといいます。銀座通りという立地を活かし、誰でも気軽に立ち寄り、eスポーツの素晴らしさを体験できるショールームとなっています。

ほかにも、株式会社コナミアミューズメントは、新しくゲーミングPCや周辺機器の製作・販売事業に参入します。これまで培ってきたアミューズメントのノウハウを活かし、eスポーツの天辺を目指して競い合うプレイヤーへ、最高のデバイスを提供していくとのことです。
同グループは、「KCC銀座」を拠点に、様々なサービス・商品を通して日本のeスポーツの更なる拡大と活性化に寄与するといいます。

https://www.konami.com/news/ja/release/2019/0912/より

参考

コナミホールディングス株式会社について

会社名: コナミホールディングス株式会社
代表者: 上月景正(代表取締役会長)
住所:東京都中央区銀座1丁目11番1号
電話番号:03-6636-0573
URL:https://www.konami.com/ja/
事業内容:・デジタルエンタテインメント事業
・アミューズメント事業
・ゲーミング&システム事業
・スポーツ事業