【ニュース】さとゆめとNTTe-Sportsが、長野県小海高等学校と連携し「eスポーツ×まちづくり」を主題にした探究学習の授業サポートをスタート

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日本全国で地域活性化やビジネス創出をサポートする株式会社さとゆめは、NTT東日本の子会社である株式会社NTTe-Sports、長野県小海高等学校と連携し、2024年12月より、小海高等学校1年生に向けてeスポーツを活用した探究学習の授業サポートをスタートするようです。
この取り組みは、長野県小海町の小海町総合戦略、第6次小海町長期振興計画の基本構想に基づき、産業の振興、学校教育の充実、地域の繋がり強化を目指して推進されているとのこと。

取り組みの背景

小海町は、昨今の人口流出や高齢化への対策として小海駅を中心とした町内活性化を図るため、2022年度にJR東日本長野支社から駅事務所や待合スペースなどを取得しています。さとゆめはこれらのスペースを一体的に活用し、まちづくり拠点としての活動推進や拠点運営を2023年度からサポートしているそう。
今回の取り組みはその一環として、小海駅施設内の遊休スペースを利用した町内イベントを小海高等学校と企画・実施するものだそうです。2023年度の町内議論から、長期的な町内振興に向けては小海町の子どもや教育機関との連携、学校教育の充実も大切であるとの意見を踏まえ、2024年度、小海高等学校の探究学習との連携に至ったといいます。

さらに、子どもを中心として町内全体へのまちづくり活動の展開・拡大を目標に、年齢・性別・地域などの属性を超えながら多様性のあるコミュニティ醸成に貢献し、若者への人気も高いeスポーツをテーマとして、NTTe-Sportsと共同で探究学習の授業サポートを行うようです。

授業概要

高校生

探究学習は「eスポーツ×まちづくり」を主題にしており、長野県小海高等学校1年生を対象に12月からスタートしているそう。2024年度12月~2月までの全6コマの授業を行い、3月8日には実際に高校生主体による小海町民向けのeスポーツイベントを、小海駅施設内スペースを会場として開催する予定だそうです。
参加生徒は6回の授業を通してeスポーツを素材としたイベント企画運営を体験するほか、NTTe-Sportsが持つeスポーツやまちづくり、ICTのノウハウを活かし、eスポーツやICTに携わる職業についての学びや企画のプレゼンテーションなどにも取り組むようです。

授業の狙いや目的

今回の取り組みを通して、小海高校生徒が他者や地域、仕事に触れながら地域社会との関わりや貢献について学習する機会を提供すると同時に、高校生や子どもが中心となった小海町の賑わいづくりを目指すとのこと。eスポーツを素材とすることで、性別、年齢、住まいや障がいなどの垣根を超えた地域の多様な生活者との繋がりやまちづくりを考えていくそうです。

これからの展望

全6回の授業を通して生徒が企画したeスポーツイベントを、2025年3月8日に小海駅施設のスペースにて開催予定。またこれからも、同スペースを利用した長期的な小海町の活性化に向け、小海高校生徒を含む町民が主体となった継続的な取り組みを行うようです。その一環として、引き続き「賑わいの場」「学びの場」づくりとしての探究学習の授業サポートなどを展開していく予定とのことです。

参考

さとゆめについて

会社名:株式会社さとゆめ
代表者:嶋田俊平
URL:https://satoyume.com/

NTTe-Sportsについて

会社名:株式会社NTTe-Sports
代表者:原田元晴
URL:https://www.ntte-sports.co.jp/

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